子供のADHDの治療法~薬の服用と療育~

子供のADHDの治療方法をご紹介します。それぞれの治療法のもつメリットやデメリットを理解し、本当にその子のためになる方法を選択することが重要になります。

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薬物による治療

まず、薬の服用によるADHDの治療が挙げられます。ADHDの大きな特徴である、「不注意」や「多動」、「衝動」といった症状を和らげる効果が見込まれます。
ただ、効果の持続は、薬が効いている間に限定されます。
また、薬の効き目は個人差があり、副作用も同様です。薬物による治療を行う場合は、専門医と綿密に相談のうえ行わないといけません。

療育による治療

ADHDを根本的に完全に治すのは、現在の医療技術では難しいのが実情です。けれども、「療育」によって症状を緩やかにすることは可能です。療育は、発達障害を専門とした病院や児童発達の支援を行っている事業所などで受けられます。予約が必要なところもあります。
療育とは、社会的に自立ができるスキルを身につけたり、そのための環境を整備したりすることを指します。

  • 環境調整
  • ソーシャルスキルトレーニング
  • ペアレントトレーニング

の3つが主な柱になります。

環境調整

ここで言う「環境」とは、教育の現場や家庭の環境のことを指します。
例えば、集中するのが苦手な子供の場合は、気が逸れるものをその子の周辺に配置しない等、身辺の環境を整備します。片付けができない子の場合には、物を元の位置に戻せるように収納をわかりやすくする、など、一工夫して、生活しやすい環境を整えていきます。

ソーシャルスキルトレーニング【略称:SST】

本人の症状に合わせて、日常生活および社会の中で、うまく行動できるようトレーニングを行います。特に、円滑な対人関係を築くためのトレーニングを、遊びや紙芝居を使ったロールプレイなどを繰り返して行います。

ペアレントトレーニング

ペアレントはParent(英語)で、親を指します。このプログラムでは、障害をもった子どもへの接し方・子育てを工夫する方法などを子供の保護者が学びます。子供がいけないことをしたときの効果的な注意の方法、子供へのアドバイスの方法、子供が自己肯定できる褒め方等、「子供といかに接するか」ということを中心にした内容です。

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