親子関係改善でADHDも改善!ペアレントトレーニングのあれこれまとめ

ADHDの子どもを持つ親御さんが知っておきたいという『ペアレントトレーニング』。
これは、一体どんなものなのでしょうか。
具体的に何をすればよいのか、子どもにどのような良い効果があるのか、ペアレントトレーニングのあれこれについておまとめいたしましたのでご覧ください。
日常生活を見直す
ペアレントトレーニングの第一歩としては、『日常生活を見直す』ということが必要です。
お子さんのどんな行動が気になるのか、どんな風に対応しているのかなど、子どもとの関係を冷静に書き出しまとめましょう。
そのときに、ただ『叱った』だけではなく、『じっくりと諭すと○○な反応をした』・『やっちゃダメ!と言うと○○な反応をした』など、できる限り細かく書き出すようにしましょう。
その中で、お子さんがしっかりと理解できたと感じられた注意の仕方をまずは知るようにしましょうね。
伝えたいことを明確にする
ADHDのお子さんにとって大切なのが、『伝えたいことを明確にする』ということです。
- 増やしていきたい行動
- 減らしたい行動
- 絶対にやめさせたい行動
の3パターンを親御さん自身がしっかりとわけて伝えることで、お子さんも言われている内容をしっかりと理解することができます。
『好き嫌いがある』や『宿題をやらない』などの②の行動と、『友達に暴力をふるう』や『物を壊す』などの③の行動で同じり方をしていると、お子さんも叱られることに慣れてしまい、親御さんの注意を聞かなくなってしまうことがあります。
反対に、『友達に優しくした』や『お手伝いをした』などの①の行動を褒めてもらえないと、親御さんへの不満が高まり言うことをきかなくなることもあります。
お子さんとよい関係を築くためにも、ぜひ伝えたいことを明確にしてあげてくださいね。
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